望月元太35キロ

もしも広島に住めたなら

if 高校生 2020.5.27

今は朝9時過ぎ、学校に向かう大和路快速の中。

耳には星野源のアイデア、SUN、ドラえもんが流れている。次は何を聞こうか。

今日の服装は昨日ユニクロで買ったイメチェン用の服。なかなか気に入っている。女子をイチコロにしたい。髪もワックスでガチガチにキメてしまった。起床して20分でなかなかの用意ぶりである。

何故こんなに気合いが入ってるかといえば、目覚めるまで見ていた夢のせいである。

最近は不眠症で生活バランスを気をつけている。朝風呂をしようと思ってたら高校の友達から「朝風呂は身体に悪い」とありがたいLINEが。それに従ってちゃんと夜のうちに風呂にも入って、昨日も0:30には寝た。すると夢を見ることなく6時に目が覚めた。最近は疲れていないせいか6時間ぐらい寝たら目が覚めてしまうのだ。まだ2時間は寝れるとして、トイレだけ行ってまた寝る。するとそこには見慣れた景色が脳内再生されていた。

最近はよく夢を見る。ソンビに追いかけられて逃げ込んだ病院が火事に見舞われており、地震が発生するというとてつもない3段活用な夢や、誰かに追いかけられる夢、割と悪夢続きであった。夢を見るということはそれだけ寝付きが浅いので考えものである。

さて今日の夢は自分が高校の学ランを着ていたので高校生に戻ったのだろう。確かにまわりには見慣れた高校の友達がいた。それなりに楽しく過ごしている世界線であった。なんでも卒業式前日からのお話らしい。もう卒業か~なんて話してる。 ちょっと客観的にこんな感じやったかなと考えながら。しかしおかしい。あんだけ頑張って作った卒業文集が配られない。この世界では自分は頑張らなかったらしい。かなりショックだった。その日はそれで終わり、あっという間にシーンは卒業式の最後のホームルーム。泣いている人もおるのに自分は周りとゲラゲラ笑って泣いていない。現実とは真逆である。そんなもんか。と客観的に感じる。「元気でな!」とか周りと話しながら高校の門を出る。割と見ているに、色んな人から声掛けられていたので好かれていた人気者だったらしい。

しかも一緒に帰る友達がいる!そんな子と歩きながら話す。あっという間やったなあと。めっちゃ心がモヤモヤしている。「高校ってこんなもんなん...?」と絶望している自分が夢の中にはいた。「そんなもんやって!」と友達は言う。自分はもっと恋愛したり楽しい青春が送りたかったらしい。そんなことを思ってたら友達と別れる。「じゃあまたな!また連絡しろよ!」と言って商店街のメインストリートから離れて家路に着く。そこで1人になった自分が心の中で叫ぶ。

「俺が過ごした高校生活は、こんなんじゃなぁぁぁいいい!!」

叫んだ瞬間、目が覚めた。とてつもない汗の量。夢の中だが叫んだからか腹痛も襲ってきた。

夢だったとわかった瞬間、気づいた。

これは自分がなにも踏み込まず、努力しなかった世界線の高校生活だったのだ。

それがわかった瞬間、恐怖と安堵に包まれた、なんとも言えない気持ちになった。

もし高校で学級代表にならず、周りの友達に関心を持たず、何も踏み込んで行動しない人間になっていたら今頃どんな生活をしていたのか。それとは逆に、今の人生に改めて誇りをもてた。

そんなことを書いてたら15分、学校の最寄り駅に着いた。

曲を聴きながら見上げた空は夏模様。

さあ、青春しよう。

f:id:mottyan0128:20200527110628j:image

 

そんな夏のおすすめナンバーを残して今日も頑張ります!

Base Ball Bear / short hair

https://youtu.be/kDc2VebfUdk