望月元太35キロ

もしも広島に住めたなら

「トトトツーツーツートト」 2020.12.12

こんばんわ。直感的に自分のことを書いてみます。

これまでの生きてきた約20年間、周りの同世代とはちょっと違う「変わり者」として生きてきたのですが、最近普通の人間として生きれてる気がしています。

どこが「変わり者」なのかと聞かれるとキリがないですし、自分と会ってくれた方々はちょっとはその意味が分かるのではないかなと思います。笑

 

まあこれまでたくさんの経験をしてきて、それなりにメンタルも強くなって、高校の時ならめっちゃ悩んでたやろな...ってことではそこまで悩まなくなりました笑

しっかし専門学校に入っても色々あるんですな!これが!

自分はこれまでどちらかといえばハミゴやいじめの対象とされる側で、傷つく気持ちはよく分かっているつもりなんですが、専門学校で初めて"どちらかといえば"いじめる側に加担できる立場になりました。

立場的な安心感が凄くてびっくりしました。

これがこれまでと真逆の立場に行って最初に思ったことです。

でもそんなん最初の1週間ぐらいで、1ヶ月も陰口を言い続けてる人間を見てるとかわいそうに思えてきました。しかも陰口のレベルが小学生レベルで同じ文言の繰り返し。

そしてどんどんその対象になった子のことが心配になってくるんですよ。

専門学校入学当初のその子は笑顔が素敵で明るい印象やったのですが、いざ蓋を開ければクラスメイトからとても反感を買うような性格の子で、1年生の時に自分から見てもひどいなと思うような言動、態度を取っており、自分も1年生が終わる頃、その子がとても嫌いでした。

でもいつからか、集団でその子への復讐なのか、堂々と愚痴を言う子らが現れました。その波は一瞬で広がり、いじめの対象になると、昼ごはんはいつも1人、クラスではその子が聞こえるところで誰かが陰口。

人間って集団になるとほんまに態度が大きくなりますよね。(自戒を含め)

その子の元気な姿は日が経てば経つほど見えなくなってきたのですが、その姿が高校時代の自分を見てるようでした。

自分も高校時代、今思えば100%こちらが悪いと思える理由で部活でハミゴにされてた時期があって苦しんでたんですが、その時支えてくれたのはいつも元気で笑顔な女子2人でした。

その2人は流されずに自分と友達でいてくれました。それが高校生当時の自分の唯一の心の支えでした。

ある時、その友達がお前はここが悪い!と言ってくれたことで自分は反省して、周りと打ち解けて部活を引退する時には最高の部活やなと思えて引退することが出来ました。

このことはいつでも心で生き続ける、かけがえのない青春なのですが、高校を卒業して1年後、そのいじめられっ子を見ていると助けなあかん!と衝動的に正義感らしきものがこみあげました。

もしこのクラスメイトを助けられれば、高校の友達2人への遠い恩返しにもなるかなと思いました。

自分の座右の銘が「因果応報」なのでこういう思考に至るんですよね。笑

 

とりあえず元気がないので話を聞こうとLINEで電話しようと誘いました。

もうとにかく元気づけようと笑かすことに集中します。関西人で良かったと思った瞬間でした笑

結構笑ってくれて、4時間も真夜中に電話したのですが、その会話の中で、その子にここがあかん!からクラスで避けられてるんやで?とかいう核心に迫る話もしました。

その子は自分を信用してその話を受け入れてくれましたし、いじめ以外の最近元気がない理由も教えてくれました。

その電話から3カ月が経った今、見違えるほど心が広くなり、笑顔が素敵な人になったと、クラスの誰よりも近くにいて思います。そしてその子は自分に感謝してくれました。遠い恩返し叶ったのかなあと、最近思っています笑

 

でもその一方で苦労も多くて。クラスで陰口をずっと言ってる人によく言われます、

「なんであんなやつと仲良くするん?」「仲良くする価値ないやん」とか。

半年前の自分なら同感やったと思うんです。

心を改めた今の自分はそうは思わないんですよね。

「お前らよりいい人間性してるぞ!」と思います。

ちょっと遠まわしにそんなことを陰口が好きなクラスの週刊文春くんに言うと、今度がいじめの標的が別の子に変わりました。

やっぱり人間そんなもんなんですよね、もう悟りました。笑

そして今はその新たな標的にされた別の子からも話をたまに聞いています。

歴史は繰り返すんですね。笑

元々標的にされてた子が最近自分以外のクラスメイトも自然と話せるようになり、ようやく事が落ち着いたと安堵した日々を送っていました。

ところが今週火曜日、また別の出来事が。

流れというかその場のノリで、クラスの8人で遊びに行くことが決まったのですが、「俺は誘われていない。もう誰も信用しない。」とその8人以外の子からやつあたりでLINEが来たり。そんな故意に誘ってないとか、そういうわけじゃないんやで。とバイトの休憩1時間10分の間、50分を費やしてLINE電話をしたり。

落ち着いたと思ったらまたなにかあるものですね。広電と一緒。笑

 

もう高校時代の自分なら心がパンクしてたと思うんですけど、まだ平常心を保てるあたり、成長したな!!!!と思っていたのですが、昨日この曲に出会いました。

youtu.be

最近よく聴いてる"赤い公園"というバンドの"交信"という曲です。

なんかイントロのピアノを聴いた瞬間に感じるものがありました。

交信ってどんな意味なんやろ?って思いながら聴いてたら、いきなり

 

「トトトツーツーツートト」って連呼するんですよ。

は????と思いながら聴いてて、調べてみたら、モールス信号でした。

 

 

意味は ・・・ --- ・・・ 、SOS でした

これ分かった瞬間、2020年12月12日の18時頃、鳥肌止まりませんでした。

歌詞を深く読み、

赤い公園 交信 歌詞 - 歌ネット ←一応貼っときます(^_^;)

このサイトの文を読むと、

note.com

"(引用)大人になりSOS(=モールス信号でトトトツーツーツートトト)を発するくらい現実に疲れた時に、ふとこどもの頃はこんなんじゃなかったのになって思い出すんだと思う。あるいは、こどもの頃はこんなんじゃなかったのになって思う時に、自然とSOSのサインが出ちゃってるのかもしれない。でもまたいつでも何度でもやり直せばいい。この曲からはそんなメッセージが出てるような気がしてます。"

 

めっちゃ同意しましたし、自分はしんどさを我慢できるようになっただけなんやなと、ふと思いました。SOSって意味が分かった瞬間、自分無理してたんやなと思いました。

まだ20歳になっていない未熟者の自分からすると、大人の世界がどんな世界かどうかは分かりませんし、人それぞれ見える世界が違うので楽しみな期待と不安が混じりますが、自分に正直に生きていたいなとは今回のこの曲と出会えたこと、最近の遠い恩返しを経験して思いました。

専門学校に入って大きかったのはアルバイトを指導業にしたことです。

相手の人のことを考えるということを少しは学べたと思いますし、ほんまにええ経験が出来ているなと今日もバイトしてて思いました。

 

 

心のモヤモヤがスッキリした!赤い公園津野米咲ありがとう!

 

3000字も書いてきて言いたかったのはこれです。笑

ふとした衝動的な出会いは書き留めたいなと思ったのがブログを始めたきっかけの1つです。大活用!!

ここまで読んで下さった方、いらっしゃればほんまにありがとうございますm(__)m

こんな感じの感性を持ちながら、この文字を綴った人間は生きていくと思います笑